女性の勝ち組負け組の本来の意味とは

いつの頃から格差社会という言葉が定着すると同時に、女性の勝ち組負け組という言葉も浸透しました。元々は本のタイトルから来た言葉ですが、今はほとんどの人が知っている言葉でしょう。言葉を流行らせた本の内容はどんな旦那が相手でも結婚していれば社会的に落ち着いたと見られるので勝ち、では独身は負けということになるのだろうと既婚未婚で勝ち負けを分けるものでした。そして負け組である未婚が本当に負けているわけではないが、30代後半に差し掛かった女性であればあえて負けたふりをしてしたたかに生きようと言う負け組である未婚にエールを送るエッセイだったのです。
それが世間に浸透する頃には勝ち負けの定義がより厳しくなり、勝ち組は高収入の旦那、専業主婦、美人などと条件が厳しくなっていきました。その条件に当てはまっていてもあの人は専業主婦といっても節約で大変だから本当の勝ち組ではないと、更にふるいにかけられることもある程です。これ程までに女性が厳しくなるのは、勝ち負けをいう言葉の強さです。本来は勝ち負けなんてないのに、あえて言葉で分けることで自分のないものをまじまじを感じさせるのでしょう。
この言葉を流行らせたマスコミは、ないものを欲しがる心理を利用して需要が増えると良いという目論見があったといわれています。しかし最近はこれとは別に、同じ女同士で勝ち負けを争う意味がないとの声もあります。特に大人になると離婚などで一気に状況が変わるので、一寸先は立場が逆転する可能性があるからです。