二極に分けたがる女性の心理について

勝ち組、負け組という言葉がありますが、女性同士は暗に格付けし合うことが多いものです。容姿の美しさや服装のセンス、流行の取り入れ方から始まり、恋人の有無で勝ち組と負け組に別れるのは、審判がいるのではなく暗黙の了解のようにもなっています。独身者と既婚者という違いでは既婚者が勝ち組となるのは、結婚するのが当たり前だった昔からの風潮が関係しているからかもしれません。
既婚者の中において、夫の会社や役職で格付けがあるということは、海外駐在員の奥様ネットワークに少しでも身を置いたことのある人ならば思い当たるでしょう。子供の学校での成績やスポーツ大会での功績、進学先の学校名などで静かに火花を散らしているママ達も存在しています。勝ち負けといっても、上を見ても下を見てもキリがないのですが、それでも競わずにいられない女性の心理とは不思議なものです。気持ちのどこかに自信のなさや迷い、悩みがある人ほど、自分以外の夫や子供の属性などで他人と張り合う傾向があります。自信のなさの裏返しであり、自分を認めてもらいたい承認欲求からくるものなのかもしれません。
しかし格付けばかりにこだわるのは、反対に自分を苦しめることになるのです。心当たりのある人もいるのではないでしょうか。誰かと比べることを止めて身近な幸せに目を向けることで、穏やかな気持ちを手に入れた人はたくさんいます。勝ち負けを決めているのは自分の心だと認めて手放してしまうと楽になりますよ。